いろいろ
それぞれの色
個性の色
全てが唯一無二の神聖なる愛しい色
個の色たちが無色透明なる純水の《愛》のなかで
互いの色を認めあい
おぎないあい
新たな色を創り出し
穏やかな調和の
色の世界がなされていた
ある時、個の色を見ず
他の色を欲しがる
うばいあいが始まった
あれも欲しい
これも欲しい
それも欲しい
欲しい 欲しい 欲しい
個の色達は
漆黒の闇色をうみ
生み出した闇色に
取り込まれてゆき
個の色を淀ませ
やがて
美しかったそれぞれの個の色は
漆黒の闇色となってしまった
闇色になってしまった個の色を
本来の色に戻すために
無色透明なる純水の《愛》による浄化がなされる
闇色に染まった分だけの純水の浄化がなされてゆく
そして、闇色に染まりきってしまった色は
無色透明なる純水の《愛》による完全浄化がなされる
穏やか調和の世界へ………
それぞれの色達は己の闇に気づき
自らの力で本来の個の色を取り戻し
新たな和の調べの世界を創造してゆかなければならない。
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