夢日記
半島の先端の集落に住んでいる
出先から帰宅してきた旦那さんと私
家に入る時に何気なく海の湾の対岸に目をやると
山の中腹辺りから水蒸気のようなものが凄まじい勢いで噴き出しているのが見えた
と同時に大きな地響きと共に海面がブシュブシュと吹き上がり、大地が激しく揺れ、次に大津波がやってきた。
私と旦那さんは、目を合わせ津波に飲み込まて行くことを、互いに確信し、
死を覚悟した
「今までありがとう」と言葉を交わし
互の手を取り抱きあい、静かに目を瞑り
津波に飲まれて行った。
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目を開けると?気がつくと?
私と旦那さんは家の中にいた。
確かに津波に飲まれたはずなのに…
状況が把握出来ないまま
窓を開けて、外を見てみると
街は綺麗さっぱり何も無くなってしまっていた…
でも、行き交う人々は大地震と津波でパニックになっているどころか
皆、表情は明るく、希望に満ち溢れ
意気揚々と街造りに励んでいた。
何も無い街並みはガレキ化しているというより
何もないけれど、清々しくあたたかな氣に満ち溢れていた。
もののけ姫のラストで一掃され何もかも吹き飛んだた
たたらばの山に草花達が一斉に芽吹いたあのシーンを見ているよう…
同じ場所なのに同じ場所じゃない
不思議な感覚
そのような様子に呆気に取られている私の目の前に
3人の子供達が現れた。
話しかけてみると、
3人は兄弟で、両親と津波から逃げていたのだが、両親は、波に飲み込まれて消えてしまったそうだ。
3人の子供達は、両親が消えてしまったことに悲しむことなく、
両親は両親の行くべき場所へ行ったのだ。
と受け入れていた。
私と旦那さんは子供達にこの家で一緒に暮らしてゆこう♪と
家族として迎えて
新たな生活を始めていった
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