みず
清き水の泉へ
泉のベンチで
天空に浮いているかのような鴨ちゃんの夫婦を眺めながらひとり心鎮め
太平洋の大海原でひとり潮風を浴びナビに任せての帰路
海沿い道路を走ることになった
海岸では
上空を複数の戦闘機
原子力関係施設
所々テロ厳戒態勢の看板
空を飛びたくて
飛行機ができ、
それはやがて戦闘機になった
原子力は
皆の生活のエネルギー源のはずが
やがて核兵器になった
私達の分離の意識が
争いをうみ
やがて戦争となった
物質が悪いんじゃない
物質を扱う私達の意識の在り方がどうであるか
内陸へ入り
広がる田園地帯に沈みゆく太陽
夕焼け空は様々な表情を
魅せてくれて美しかった。
夕暮れ時の涸沼
そして霞ヶ浦
水面に映る美しい夕景は
夜色へ変わり姿を消してゆく
清め
鎮め
清め
鎮め
水は枯れ果てることはない
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