～み子～たち
産室で
ほんわり輝く光のたまたち
愛しい～み子～たちが
次々と誕生する
と同時に
産まれて間もない
愛し子たちは
吸い寄せられるように
一滴の光の雫となり
光の糸を紡ぎながら
それぞれが
必要とされている
地へ旅立っていく……
私はいつもここで
あなたたちを
みまもっているよ…
光のたまたちの
部屋を出ると
地での役目を終えた
愛しきみ子たちが、
続々と還ってきていた
おかえり……
さぁ、ゆっくりおやすみ
そして、産室のたまたちに
地での物語を
聞かせてあげておくれ
還ってきたみ子たちは
それぞれの物語を
唄い
聴かせ
光のたまたちと
とけあって眠りにつく
たくさんの物語を
栄養にして
成長した
たまたちは
み子として
必要とされる地へ
旅立っていく……
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